歯科衛生学科[ 昼間部3年制・100名 ]

     

歯の健康をサポートし、患者様の生活の質を高める

歯科医療分野での専門的な知識や技術の修得とともに、乳幼児から高齢者までの生活習慣を読み取る感受性を養い、歯や口腔の健康の実現に活かします。また、コミュニケーション能力を高め、心と体を総合的に理解し、歯科衛生士の立場からチーム医療を担える人材を育てます。

歯科衛生士とは?

お口の健康を守るスペシャリストとして、歯科予防処置や歯科保健指導を行います。
また、歯科医師のスムーズな治療のためのアシスタントの役割も果たします。
患者様に安心して治療を受けていただくために笑顔での優しい対応も欠かせません。

確かな知識と技術で、理想の就職を実現する

病院や歯科医院のほかにも福祉施設など、ますます活躍の場が広がっている歯科衛生士の仕事。最適な就職を実現するために、教員・職員一丸となって就職活動をサポートします。

徹底的な国家試験対策で、全員合格を目指す

歯科衛生士国家試験の全員合格を目指し、3年次より国家試験対策を行います。
過去の国家試験の分析をもとに、学生一人ひとりのレベルに合わせて合格に向け徹底指導をします。

「和の心」を軸にした教育を展開する

授業では、専門分野のほか、茶道、華道、着付けなどを学ぶ「日本伝統文化論」や「日本文化論」などの科目を開講。京都の伝統、文化を実習や座学を通して学び、ホスピタリティあふれる人材を育成します。

▽ 学生 VOICE

歯科衛生士を目指そうと思った
きっかけは?
誰かの役に立ちたかったのと、国家資格を持って将来ずっと働ける仕事って何だろう?って考えた 時に「歯科衛生士」が自分には合っているのではないかと思いました。京都文化医療専門学校は、興味のあった着付けや茶道など京都の文化も学べることが魅力的でした。
京都文化医療専門学校を選んで
よかったと思うのはどんな時?
素の自分でいられてるなと思うときです。もともと人見知りで自分から話しかけることができないので、色々心配もありましたが、クラスのみんながすごくフレンドリーに接してくれるので、すぐに打ち解けました。ありのままを受け入れてくれる環境なので、みんなにもそうであって欲しいと思っています。
将来の目標は?
小さなクリニックで良いので、一人ひとりの患者様としっかりと向き合いたいです。患者様の不安を取り除いてあげたいので、話し方や立ち居振る舞いも在学中にしっかり身につけたいです。そのために今は、国家資格取得に向けて、歯科の勉強を頑張っています。

1年次時間割 例

▽ カリキュラム

1
年次
基本的な知識、技術、態度を修得し、科学的、論理的な思考に基づいた判断力や行動力を養います。

基礎分野

  • 日本文化論Ⅰ・Ⅱ
  • 日本伝統文化論Ⅰ・Ⅱ
  • 国際医療とボランティア
  • 生化学
  • 初めて学ぶ心理学
  • 歯科衛生士のための歯科英語

専門基礎分野

  • 一般解剖学
  • 生理学
  • 口腔解剖学
  • 歯牙解剖学
  • 組織発生学
  • 口腔生化学
  • 微生物学
  • 病理学
  • 口腔衛生学Ⅰ
  • 衛生・公衆衛生学

専門分野

  • 歯科衛生士概論
  • チーム医療と歯科衛生士
  • 歯科臨床概論/保存修復学
  • 歯内療法学/歯周治療学
  • 歯科補綴学/齲蝕予防処置論
  • 栄養学・栄養指導
  • 歯周病予防処置論Ⅰ・Ⅱ
  • 歯科保健指導論Ⅰ・Ⅱ
  • 歯科診療補助論Ⅰ・Ⅱ
  • 歯科材料の取り扱い
2
年次
臨床実習等の体験実習を通して、専門的な知識、技術、態度を兼ね備えた実践的な能力を身につけます。

基礎分野

  • 日本伝統文化論Ⅲ

専門基礎分野

  • 薬理学
  • 障害・疾病の基礎知識と臨床検査
  • 衛生行政・関係法規

専門分野

  • 歯科矯正学
  • 小児歯科学
  • 歯科放射線学
  • 口腔外科・歯科麻酔学
  • 歯科予防処置実習
  • 歯周病予防処置論Ⅲ
  • 歯科保健指導論Ⅲ
  • 歯科診療補助論Ⅲ
  • 社会保険・医療事務(歯科)
  • 医療安全管理・感染予防法
  • 臨地実習Ⅰ(臨床実習Ⅰ)
3
年次
歯科診療の現場を理解した上で、予防業務を学び、保育園や高齢者施設などの地域保健を体験します。

基礎分野

  • 日本伝統文化論Ⅳ
  • グローバルコミュニケーション
  • キャリアデザイン
  • 人間理解とカウンセリング

専門基礎分野

  • 口腔衛生学Ⅱ
  • 社会福祉概論

専門分野

  • 口腔保健管理法
  • 歯科保健指導論Ⅳ・Ⅴ
  • 臨地実習Ⅱ(臨床実習Ⅱ)
  • 医療事務演習(歯科)

選択必修分野

  • 介護技術論
  • 摂食・嚥下障害
  • 歯科口腔介護
  • 歯科総合学習Ⅰ
  • 歯科総合学習Ⅱ

▽ 主な授業

  • 歯周病予防処置論

  • 日本伝統文化論(着付け)

  • 日本伝統文化論(茶道)

  • 戴帽式

  • 保育園実習

  • 患者実習

▽ 臨床・臨地実習

臨床実習

歯科診療所や大学病院など、実際の医療の現場で歯科診療補助を体験します。歯科医師や患者様と接することで、より実践的な知識や技術の修得を目指します。

臨地実習

保育園や福祉施設などを訪れ、歯磨きや生活習慣の指導を行います。わかりやすく指導するための工夫や、患者様とのコミュニケーションの取り方を学びます。

学生実習体験メモ

京都市内のクリニックでの臨床実習を体験しました。様々な患者様と実際に接する中で、たくさんの新しい発見がありました。 一番強く感じたのは、「コミュニケーションの大切さ」です。安心して治療を受けていただくためには、患者様一人ひとりに合わせて接し方を変える必要があります。 例えば子どもたちと話すときは目線の高さを合わせるなど、目の前の患者様としっかり向き合うことが大事だと分かりました。 まだまだ実習は続きますが、ここで得た貴重な経験を、今後の実習や授業にも活かしていきたいと思います。

ページトップへ戻る